toggle
神戸市垂水区・西区・須磨区で整体・筋膜リリース・水素吸入はスポーツコンディショニング ベスタ|理学療法士による整体サロン
2017-06-03

今しているアイシングは本当に正しい?

Pocket

スポーツ現場でのアイシング。ケガをしたときは当たり前のようにしているアイシング。

どんな理由でアイシングをしていますか?

痛みをとるため?炎症を抑えるため?

世界ではスタンダードではなくなってきています。

RICE処置と言えばスポーツに関わる方は一度は聞いたことがあると思います。

これを提唱したのはミルキン博士という人です。

1978年に自身の著書でRICEという言葉を作りました。

それから数十年スポーツ現場ではこれが行われてきました。

この方が、2014に自身のHP記事でアイシングは間違っていたかもしれないと言っています。

記事の内容を以下にまとめました。

【組織が回復するためには、炎症が必要】

組織が損傷した際、体では自身の免疫を使い回復しようとする働きが起きます。これを炎症と言います。

あなたの免疫は治癒を開始するために炎症性細胞(マクロファージ)を傷ついた組織に送ります。この炎症性細胞の中に治癒を促進する成分が含まれるのですが、アイシングをすると、障害組織周辺の血管を閉ざしてしまうことになるので、治癒細胞を持ち込む血流が悪くなり治癒を遅らせてしまいます。

しかも、一度血管を閉ざしてしまうと長時間拡張しません。この減少した血流は、組織を死滅させる原因になることもあり、神経障害を引き起こすことさえあります。

【アイシングによるパフォーマンスの低下】

この記事で紹介している35の研究のほとんどで、クーリング直後のストレングス、スピード、パワー、アジリティーが減少したという結果が多く報告されています。

逆にウォーミング(温める)を短時間するとストレングス、スピード、コーディネーションを取り戻したという結果が出ています。

アイシングは全く効果がないのか?

というと、そうではなくて疼痛を軽減する効果があります。

その為博士は、もしアイシングをするなら5分以内で、試合へもどる前に漸増的にウォーミングをすることを推奨しています

そして最後に、10分のアイシングで20分の痛みを取り除くことが出来る。10分×1~2回繰り返す。

損傷後6時間後以上はアイシングする理由が見つからないと締めくくっています。

 

実際、治癒過程を考えると私も正しいと思います。

痛みが改善=治っている ではなくて

アイシングにより痛みが軽減しているだけという認識が必要です。

私が15年前、スポーツトレーナーの勉強をしているときNATA(National Athletic Trainers, Association)のトレーナーに、アイシングは痛みが引くけど治りは遅い、ウォーミングは痛いけど治るのが早いと言われたのを思い出しました。当時は???という感じでしたが、今になってみると理解はできます。

そして世界的なスタンダードもアイシングは疼痛軽減目的で行われ、あとは周辺のリンパの流れを促すような管理が主流になっています。

日本ではまだまだRICE処置と言われていますが、世界ではもう古くなってきています。

正しい処置をすることが後々の競技復帰やパフォーマンスの低下を防ぐことができます。

この記事を読んで今自身がしていることに疑問を持ったら、近くの信頼できる専門家に相談してみて下さい。

皆様が最高のパフォーマンスを発揮できるよう心から願っています。

sc-besta
パフォーマンスアップセラピスト 鮫島です。
スポーツや日常生活において、慢性的な体の不調や痛みには筋膜調整が必要です。筋膜調整とピラティスを組み合わせたトレーニングで、理想的な体の状態を作っていきます。
Pocket

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA