ストレッチはしたほうがいいのは分かってる。だけど時間がない…と思いつつ何もしていという事はないでしょうか。

実際私もそういう時ありますが、必ず足首(足関節)だけはストレッチしています。

なぜ足首が大切なのか?

足首の可動性の低下は、膝や腰の痛みの原因にもなるから。そして膝や腰が痛い方の多くが足首が硬いです。

二足歩行を行う人間にとって足首(足関節)というのは、土台である足部とそこから上(脛より上)の部分をつなげる最初の関節です。そして、地面から見て最初に可動性が保たれていなければいけない関節となります。

どういうことかと言うと、関節には安定させる役割と、可動性が必要な役割が交互にあります。

右図の赤字が安定させる関節、青字が可動性が必要な関節です。スポーツ業界ではジョイントバイジョイント理論といわれています。

足関節は地面から見て最初の可動性が必要な関節です。

足首が硬くなるとどうなるか?

可動性が必要な関節が硬くなると、固定が必要な関節に負担がかかるという事になります。

足関節で言うと、まずは足部、膝に負担がかかってきます。足関節より上部には膝だけではなく、多くの関節があります。これ全てに少なからず影響を及ぼします。

そして負担が連鎖していった結果、耐えられなくなった部分に痛みという症状として現れるのです。

実際は足首だけではなく、それぞれの関節の状況や関節以外の要素も複合的に重なり合うので人によって要因は様々ですが、話が複雑になりすぎるので、ここではわかりやすくするために省きます。

足首のストレッチは楽にできる

1つは昔体育でやっていたアキレス腱伸ばし。今はあるのかな?

ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチです。

2つ目は、逆にすねの前側のストレッチ。ふくらはぎを伸ばす方向と逆の方向。足首を伸ばすストレッチ。

前も後ろもどちらの筋肉の動きが悪くても足の可動性は低下するのでどちらもしたほうが良いです。

これらは立ったままできるので、ちょっと立ち仕事に疲れた時、散歩の途中や前後、信号待ちなど立ったまま気軽にできるので是非習慣化することをおススメします。